2023/12/31 第121回 令和5年の漢字

お世話になります。
神戸不動産リアルティの白石です

今年1年が終わりました。
皆さんにとってどんな1年だったでしょうか。

清水寺で発表された今年の漢字は「税」でした。
岸田首相の人気低迷が「増税メガネ」と揶揄され、注目された結果でしょうか。
ちなみに「税」は2回目の選出で、前回は2014年、消費増税の年でした。

私にとっては今年の漢字は「資」です。

「投資」、「資産」、「資金」、「融資」、「資質」の「資」です。

振り返ると今年はこれまでで1番多くの「投資」をしました。

毎年会社の規模や業績が違うので、投資する額は当然違いますが、
投資する金額も、投資する対象も過去一となります。

3、4年程前から続けているテレビCM、ラジオCM、
去年からのYOUTUBEなどのブランディング投資に加え、

生産性向上のためのCRM等の社内システム投資、
集客のための広告宣伝費も昨対比で約2倍以上。

幹部陣向けの新たなマネジメント理論の導入や、
これまでの外部コンサルに加え、全国の不動産会社への視察訪問も過去最多件数。
(今年は愛知、大阪、福岡、東京、品川、徳島、広島、仙台、宝塚への出張研修を実施)
人材への投資も過去最多。

さらには新卒採用、中途採用のための採用関係への投資額も昨対比で3倍以上。
資本金も僅かですが増資をおこないました。

冒頭の「税」に関係することですが、業績向上により納税額も過去最高になりました。
業績向上にともない、もちろん「融資」額も過去最高額です。

私は会社のほぼ全ての借入の連帯保証人ですが、特になんの抵抗感もありませんし、
「融資」額が最高額を更新してむしろ嬉しく感じています。

多く税金を払うということは、利益が出ている、ということなので、
つまりは企業の成績表である決算書の内容もよくなります。

金融機関からは融資が受けやすくなるので、多くの税金は支払いますが、
その分帳簿上の利益は積み上がり、事業の展開もしやすくなります。

特に不動産会社にとっては融資は重要です。会社にとって資金は血液とも言われますし、
手元に資金があれば、融資難の物件や短期勝負の時には勝負できます。

あと「資」の中で「資質」に関してもあります。
来年以降はさらなる人材の採用を予定しております。
店舗出店も計画していますので、より多くの人のうえに立つリーダーの資質が問われます。

今年は幹部育成のために、多くの企業への視察、セミナー参加、マネジメント理論研修を行いました。
人材が増えても、管理する幹部育成が伴ってなければ組織は崩れてしまいます。
私が取り組むべき重要課題の中の一つでもあります。

「資」を総じていうと、
「投資」、「融資」、「資金」、「資産」をうまく使いこなせるか、
そして業績の向上、成長に繋げられるかは経営者の「資質」です。

より自分に求められる役割と責任が重くなることを、
このブログを書きながら自分自身に言い聞かせたいと思います。

最後に、今年1年、お客様はじめ、金融機関の皆様、建築、リフォーム会社、仕業関係の皆様、
その他関係する全ての皆様大変お世話になりました。

来年も皆様のお役に立てるよう、一層精進してまいりますので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。