お世話になります。
神戸不動産リアルティの白石です。
あ!っという間に12月になりました。
暖冬と言われる今年の冬ですが、暖かくなった寒くなったりしています。
皆さんも体調管理には十分お気をつけください。
巷ではインフルエンザも流行っているそうですが、
弊社ではスタッフ1名が久しぶりにコロナ感染しましたが、
コロナ感染しました…って報告を受けて、
「そうですが、お大事に」ってくらいの感覚にもなりましたね。今では。
コロナが収束し、経済活動が回復、いまや「そんな時代あったな」、とか
「あの時は大変だった」、「あの騒動はなんだったのか」など、昔のように振り返っています。
「緊急事態宣言」、「まん防」、「濃厚接触」、「クラスター」など、もう懐かしく感じるワードです。
当時、社員が感染したらどうしよう、友人や、家族が、学校が、働く従業員の方も勿論ですが、
世の中の経営者の皆様は大変苦慮されたことだと思います。
私自身も、初めて陽性者が出たこときは、責任者としてどう判断するのか悩みました。
営業活動はどうするのか?お客様対応は?どこまでの範囲で告知するのか?
売上は?従業員の給料は?社員の健康や安全は?
辞めた社員で何の権限も責任もないスタッフは、
「テレワークすればいいじゃないですか」とか、
「「会社開けてていいんですかね?」、とか言っていましたが、
(街の不動産会社がどうやってテレワークで家売んねん…)って心の中で突っ込みしてましたし、
同時に(売上ないのにどうやって給料払うねん…)って憤りも感じてました。
事実倒産する会社も沢山出てきました。
飲食店、老舗旅館、観光業界、アパレル、タクシー会社、インバウンドも全滅でしたね。
会社は雇用し給料を払う責任とか、当たり前に給料がもらえる、
勘違いしている社会人が意外と多いんだと実感した時でもありました。
ホワイトな大企業なら別かもしれませんが、
世間のほとんどの企業は有給、傷病手当、欠勤扱いです。
労働の原則はノーワーク、ノーペイですので、支払う義務はありません。
※といっても健康保険の傷病手当で給料の3分の2は支給されますが。
いつ収束するか分からないし、もっと大変なことになるかもしれない。
家族もいるだろうし子供もいる。
生活に困窮するようなことがあってはと国のコロナ関係融資も最大限に受けて準備し、
悩みましたが正規分の給料を支給し続けました。
その一方で、コロナで欠勤者が多くなり、出勤できるスタッフが限られる中、
一生懸命に会社の業務に尽力してくれた営業と事務のスタッフもいました。
「休んでる場合じゃないです!」と歯を喰いしばりながら頑張ってくれたスタッフも忘れていません。
このブログを書きながら「そんなことあったな」って思い返しています。
結果的に不動産業界は大きな打撃を受けませんでしたし、
集客と採用の手を緩めなかったことも後の業績に繋がりましたね。
街に出ると観光客も随分増えました。
今年の10月にはコロナ前を超える250万人の訪日観光客で、観光も正常化しました。
2012年の第二次安倍政権の時に目標としていた年間1,000万人を軽く超えるようにもなりましたし、
衰退する産業もある中、右肩上がりの観光分野が日本経済を牽引していくことに期待できます。
今、欧米の利上げ政策が一服し、日本の金融政策がどうなるか注視されています。
今後の経済状況、不動産市況をしっかり見据えながら成長を続けていきたいと思います。
今年も残るところ僅か。頑張っていきましょう。
今年の社員旅行は毎年恒例の城崎温泉にいってまいりました。
弊社では「1年に3回の感謝をする」ということで、1年の最後は会社で働く従業員、同僚、上司、部下、
全ての人に感謝するという目的でおこなっています。
来年は新たな人材を迎え、社内旅行の人数が多くなるよう採用に力を入れていきたいと思います。