2021/11/20 第105回 文化講演会

お世話になります。
神戸不動産リアルティの白石です。

秋もいよいよ晩秋となり、随分と肌寒くなってきましたね。
季節は秋から冬へと移り変わろうとしています。

この季節はスポーツの秋、食欲の秋、文化の秋ということで、
金融機関様主催の文化講演会に営業スタッフ全員で行ってまいりました。

テーマは「人口知能と経済・コロナ後の日本経済の再生」 

講師:駒沢大学経済学部准教授 井上智(ウィキペディア

どんな講演内容だったかというと、

人口知能と経済についての話と、
コロナ後の日本経済の再生についての話でした。

…そのままやん!

って一人ツッコミしていますが、
冗談はさておき、

そもそものAIとはなんぞやという基本的な話や、AIがもたらす各業界の影響や、
既にAI技術を実用化している農家やスーパーマーケットなどの企業の実例紹介、
今後のAIの活用や展望や、AIが進む中で人や企業が存続する為に必要なこと等の話があり、

興味深かったのは、第四次産業革命と言われるこれからのAI時代
AI、ビッグデータ、IoT等、様々なテクノロジーが進んだとしても、
その時代に必要とされる「人材」について話でした。

例えばですが、
・AIを研究開発する人材、
・AIに負けないクリエイティビティ、ホスピテリティを持った人材、
・AIを使った商品、サービスの提案、ソリューションのできる人材
(AIソリューションプランナー)
・問題発見、解決能力を持った人材、等

個人的にはAIが進んだとしても全ての不動産会社が無くなるとは思っていませんが、
資本のある大手企業はともかく、将来への投資ができない小さな街の不動産会社や、
旧態依然の手法や、何の付加価値もない安易な値引き合戦を繰り返している会社は、
これからの時代生き残ることが出来なかったり等で、業界内での淘汰は進むのではないかと思っています。

現在でも既に時代の流れの中にあり、例えば10数年前まではチラシ(紙媒体)が全盛で、
各不動産会社も新聞折込みにバンバン費用を投じていましたが、
気がつけばインターネット媒体が主流となり、近年では宣伝にSNSを活用したりと、
あっという間に状況は変わっています。

不動産テックと言われる様々なサービスの実用化が進み、
集客方法から販売手法も大きく変わる可能性もあります。

既に某大手不動産流通会社は、不動産査定にAIを利用するという話もあります。
これから10数年後にはこの業界がどう変わっているかなんて全く予想できません。

目先の利益も大事ですが、長期的なビジョンを持ち、企業理念を抱き、
世の中に必要とされ、付加価値を提供できる企業になることが、
将来において存続できる鍵となることは間違いありません。

全員で講演会をいた後は、スポーツの秋ということでボーリング大会を開催。
体を動かした後は、食欲の秋ということで全員で美味しい食事に行ってまいりました。

仕事ばかりしてても楽しくありませんので、
たまには仕事を早く切り上げて、こんな過ごし方も良いと思います。