2016/2/17 第27回 「役所に妖怪現る」

皆様こんにちわ。
神戸不動産リアルティの白石です。

今日は休日ですが、新規取引先となる金融機関への書類提出のため、証明書を取りに須磨区役所に行ってまいりました。

印鑑証明や住民票、証明書関係の書類は神戸市であればどの区役所でも取れるので、別に須磨区役所でなくても良かったのですが、板宿にある大好きなうどん屋が近くにあったので、ランチついでに須磨区役所に寄ることにしました。

以前は鷹取駅の近くにあったのですが、数年前に板宿のほうへ移転して綺麗な庁舎となっています。

証明書を取りに来ただけなので、さっさと手続きを済ませ帰るつもりでしたが、入口を入ってすぐ横に展示スペースを発見。

何気なく覗いてみると…
なんとダイオウイカ…!しかもスルメ状態…。
なんじゃこりや!?

そしてナゼに区役所に祀られている…?
もしかして須磨区にはイカを祀る風習が…?

なんて一瞬思いましたが、これは去年の夏に須磨海浜水族園で妖怪をテーマにした夏の特別展「須魔怪奇水族園~古今東西!水辺の妖怪展~」が開催された際に展示されたもので、北欧の怪物「クラーケン」のモデルとされるダイオウイカを乾燥標本にしたということなのです。

そして裏にまわると、

河童様!

こちらを見つめています。
結構リアル。そしてシブい。

この河童の模型は地元の造形作家が作ったもので、人間とほぼ同じ大きさで、皿のぬめり具合も再現しているそうです。

この画像では見えにくいですが、河童の足元に白い玉のような物があります。右側の河童の説明を見てみると…

①頭にさらがあり乾くと死ぬ
②人間の子供と同じ大きさ
③好き…きゅうりと馬 嫌い…鉄と猿
④人の肛門からシリコダマや肝をとる
⑤相撲が得意 負けても勝っても命をとられる
⑥悪いこともするし良いこともする。

足元の玉はシリコダマでした。

河童恐るべし。


その他にも人魚の模型や、海坊主などの逸話などありました。


展示期間もあるようで、いつでも見れる訳ではないようです。

結局、証明書の手続の時間よりも、この展示を見る時間のほうが長く、まさか区役所でこんなに楽しめるとは以外や以外でした。

皆様も河童と遭遇しても絶対に相撲はしないように。