2023/1/6 第113回 令和5年始動 

皆様明けましておめでとうございます。
神戸不動産リアルティの白石です。

旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

新しい新年が始まりました。
こうして無事新年を迎えることができるのも、お客様はじめ、この会社で働くスタッフ全員、
取引先企業、担当者様、金融機関、その他関係する全ての皆様のお陰だと思っております。

改めて御礼申し上げます。ありがとうございます。

さて、あっという間に2022年が過ぎ去りました。まさに「光陰矢のごとし」とはこのことです。
昨年は、ロシアのウクライナ侵攻問題から、エネルギー資源不足や価格高騰、物価高と先進国の金融政策、
日本国内においては安倍元総理銃撃事件、世界情勢からなる日本の円安や物価上昇、年末の日銀の金融政策の決定と、
誰も予想しなかったとが次々と起こり、まさに世界中が大混乱となる1年でした。

そしてこの2023年も混沌とした真っ只中にあり、世界経済がどの方向に向かい、どんな展開になるのか予想つきません。
世界1位の経済大国アメリカの高インフレと急な金融引き締めによる影響、
世界2位の中国もゼロコロナ政策破綻による感染爆発による世界経済への悪影響、
ヨーロッパも含め世界経済の牽引役不在で、世界の3割がリセッションに陥るとの予測(IMF高官)や、
世界各国の情報機関やシンクタンクが発表されている内容の通りではあると思いますが、
懸念される世界経済の落ち込みは日本経済は当然ながら私達の不動産業界にも大きな影響が出ます。
また今後の日銀総裁や政府の政策によっても不動産市況に大きな影響が出る可能性もあります。
経済や市況が悪化すると、集客の激減、物件価格の下落、不良在庫処理の奔走、金融機関への返済、
売上や資金の減少といったことはリーマンショック時の状況までとは言いませんが、絵空事でも他人事でもありません。

今年も去年同様に誰も予想しないことが必ず起きると思いますが、
大事なことは平時から危機に備え、有事の危機を乗り越えられるかと、有事がチャンスでもあることです。
有事に奔走される中、チャンスを逃さず掴めるかは経営者としての力量だと思いますし、危機こそ実力が試される時です。
必要以上に恐れず、今後の情勢を今まで以上に睨みながら、目先と長期の目線をしっかりと持ち、
会社の成長角度を落とすことなく、更なる飛躍のステップを踏んでいきたいと思います。

以前にお話したかもしれませんが、弊社では毎年3カ年の具体的な経営計画を策定しております。
もちろんもう少し先の、例えば2030年くらいまでの理想の企業像は描いてはいますが、
あまり遠すぎるのも実感がないので、具体的なところの3年で事業計画を作っています。
売上や粗利目標の数字等はまだ胸を張って言えるレベルではないのでここでは申し上げませんが、
採用に関しては4月以降に6名の採用を計画しています。
従来の転職サイトに加えダイレクトリクルーティングにも費用を投じているところで、
会社の成長に必要不可欠である採用と育成にしっかりと注力していきたいと思います。

営業面に関しては仲介部門だけでなく、分譲、買取再販事業と、収益物件の賃貸事業の拡充と、
生業全体の生産性向上と効率化を図るために、少しずつ会社の体制を変えていこうと考えています。

あとブランディングとして従来からのKissFMKOBEのラジオCM、サンテレビの野球中継CMを継続し、
さらにYOUTUBEチャンネルの開設といったところも現在取り組んでいる最中です。

その他にも今後の事業展開含め、色々とやりたいことが沢山あります。
そしてそれを実現できるかどうかは今まで以上に経営者として自身の更なる成長と、
計画を進めるうえで重要となる幹部の成長が必須となります。

まだまだ課題山積ですが、実直に、堅実に、謙虚に、誠実に、
まだ見ぬ会社の成長ステージの実現を夢見て頑張っていきたいと思います。

今後とも宜しくお願い致します。

サンテレビの番組収録