2021/1/10 第98回 おーい、補助金がでるってよ!

お世話になります。
神戸不動産リアルティの白石です。

昨日、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、
大阪、京都、兵庫の3府県から緊急事態宣言の要請が行われました。

緊急事態宣言が発令されるかはまだ不透明ですが、
政府による宣言の有無に関係なく、1月12日から2月7日までの間、
神戸、尼崎、西宮、芦屋市内の飲食店などに営業時短要請がされることになりました。

不動産会社は特段の営業規制はないものの、
弊社も多くのお客様にお越し頂きますので、ご迷惑をかけることがないよう、
店舗内の対策等、ウィルス感染にしっかりと予防をしていきたいと思います。

さて、このブログでは「お役立ち情報」として不動産に関することや、
私の体験、個人的に感じたことを、気まぐれかつ自由に書いているのですが、
お客様からも「ブログ見ました」と仰って頂く機会があります。

そんなこともあって、ふと最近、お客様にとって「有益な情報」の発信が少ないなと気付き、
毎回は難しいものの、なるべくそういった情報を今後発信していければと考えています。

と、いうことで、今回は神戸市の不動産に関する「補助金」について一部紹介したいと思います。

「住環境改善支援制度」

神戸市では、隣地を統合することにより、狭小地を解消し、住環境の改善を目指すために、
隣地を購入する方に対し、その売買にかかる登記費用や、仲介手数料、測量費等の一部を、
上限50万円として補助する制度があります。

内容としては、平成30年10月1日時点において、隣地もしくは自己所有地が60㎡未満であることや、
購入する土地と、自己所有地が2m以上接していること、異なる所有者が所有していること、
隣地統合後10年間は統合を解消せず一体として利用すること、等の条件があります。

詳細はこちらをご参照下さい。

神戸市HP
隣地統合による住環境改善支援チラシ

「密集市街地隣地統合事業」

神戸市では、広範囲に燃え広がる恐れのある「密集市街地再生優先地区」を指定し、
(※灘北西部、兵庫北部、長田南部、東垂水地区)
「燃え広がりにくいまちづくり」を推進しています。

この密集市街地(灘北西部・兵庫北部・長田南部・東垂水)においては、
「隣地統合による住環境改善支援」と別条件として上限80万円の補助があります。

弊社の商圏である垂水区もこの補助対象区域として、
東垂水地区が入っていて、

・山手2~6丁目、7丁目の一部
・東垂水2丁目
・泉ヶ丘2~3丁目、4丁目の一部、5丁目
・城が山4丁目の一部、5丁目 

が該当しています。(※2021年3月末に見直しを行う予定だそうです)

詳細はこちらをご参照下さい。

神戸市HP
・密集市街地隣地統合事業チラシ

さらに隣地統合後に建て替えをする時に、歩行者が自由に通行できるよう空地を整備した場合、
整備にかかる設計費、工事費、工事監理費、その他市長が必要と認めた費用等、
補助対象経費の2分の1または50万円いずれか低い金額の補助もあるようです。

ただ、「隣地統合住環境改善支援」については令和3年1月30日までの申請期限になっており、
「密集市街地隣地統合事業」については申請期限は既に過ぎているため、
今年度の申請受付は難しいですが、来年度以降も制度が継続されれば、
隣地を購入する場合にご活用頂ければと思います。

他の補助金についても次回以降紹介させて頂きます。

宜しくお願い致します。