2020/9/20 第93回 無題

お世話になります。
神戸不動産リアルティの白石です。

暑かった夏も過ぎ、季節は秋に入りました。
朝晩涼しく随分と過ごしやすくなってきましたね。

世の中は相変わらずコロナの問題で、毎日同じようなニュースが流れています。
東京で新規感染者数が○日連続○○○人とか、大阪で○日連続○○人以下とか、
感染者の数ばかりが目立つ報道内容なので、実感がないというか、
「ああ、またか」みたいな感じで、感覚として鈍くなっているのが正直なところです。

厚生労働省のHPで調べてみると、
累計感染者数が約78,073人、死亡者が1,495人、
退院又は療養解除になった数が70,495名という状況で、

単純な計算で感染して死亡する割合は約1.9%、
100人感染して2人が亡くなる計算です。

若年層(40代まで)の死亡率はほぼ0%、
そこから年齢層が上がるにつれて高くなり、
70代以上では死亡者の約8割を占めるという内容です。

厚生労働省HP「国内の発生状況」

新型コロナ感染は生命に関わるとても重要なことだと思いますが、
経済に影響が出て不況に陥ると、これはこれで生命に関わる話になります。

新型コロナ感染や、死亡者の数を軽視する訳ではありませんが、
既にコロナ関連の倒産企業も多くあり、今後も増えていくことが懸念される中、
ただいたずらに不安を感じ自粛するのではなく、正しい情報を正しく理解し、
そして対策をしっかりと行い、同時に経済を支えていくことも考えないと、
コロナ感染ではなく、経済的な理由で亡くなる方も増えるかもしれません。

インフルエンザもこれからの季節です。
倒産企業もこれから増えるのではと囁かれています。
コロナと経済活動、両方とも気をつけながら過ごしていきたいと思います。

警察庁HP「自殺者数」

さて、話は変わりますが、
どの企業でも売上目標があると思いますが、弊社でも当然にあります。
4月~9月までの半期の売上目標があるのですが、
このコロナの状況下で目標を達成することが出来ました。

これには様々な要因はあるのですが、
コロナ状況下においても販促費を削らずにしっかりと投資を行ったこと、
またコロナの状況でお会いすることが出来なくなったお客様に対して、
他社に先駆けてオンラインツールによる対応ができたこと、
緊急事態宣言解除後、一気に動き出した市場のシェアを広げられたこと、
新たに採用した若手スタッフの成長したことがあげられます。
(弊社では「成長」をモットーにしてスタッフ育成に力を入れています)

当たり前ですが、企業は利益を出さなければ存在できない生き物です。
利益が出るということはお客様の役に立っているということです。
お客様に貢献した結果が売上だと思っています。
自己の利益優先で、他はどうでも良いという企業は淘汰されます。

弊社が目指すもの。
それは「どこの会社よりも貢献できる企業になること」です。

先行き不安な状況はしばらく続くと思いますが、
どんな状況であれ、お客様の役に企業になること、
不動産を通じ、価値を提供できる企業になることを念頭に、
令和2年の残りを頑張って活動していきたいと思います。