お世話になります。
神戸不動産リアルティの白石です。
全国の緊急事態宣言が延長されることがほぼ確定的になりました。
明後日の5月4日に正式に決定されるそうですが、良いのやら悪いのやら正直分かりません。
感染者数がまだまだ増え続け、亡くなる方もおられますし、
事態を収束させるには人々が協力しあい自粛しすることが当然に正しいと思います。
その一方で仕事が無くなり生活に支障が出ている方も現に大勢いますし、
倒産を回避すべく政府の補助金や借入といった金策に動き、
打開策を必死に考え行動している企業も多くある状況を見ると、
経済を動かすことも同時に実行していかないと大変なことになってしまいます。
(事実コロナ関連の倒産企業や失業者は増え続けています)
帝国データバンク倒産情報
素人が考えるほど簡単な話ではないのかもしれませんし、
政府、自治体等対応する方も頑張っておられるとは思いますが、
更に迅速かつ充実した支援策を願うところです。
さて、最近このコロナに関して改めて思うことがあるのですが、
本当にこの世の中「想像だにしていないことが普通に起きる」ということです。
病気や怪我をした時に実感しますが、今ある当たり前は当たり前ではない、という言葉だったり、
世の中は常に変化し移り変わってゆく「諸行無常」という言葉などありますが、
そんな言葉を軽く通り越した天変地異、まさに「天地がひっくり返る」とはこの事ではないかと思います。
バブル崩壊、阪神淡路大震災、リーマンショック、東日本大震災、豪雨災害など、
不景気や大災害での困難は経験してきましたが、テクノロジーや医療が発達したこの現代において、
「ウイルス」が世界中の人々の生命を脅かし、同時に世界経済にも大打撃を与える等、
誰も想像できないことが現実に起きています。
日本においても長く続いた景気拡大も既にピークを過ぎて、
これから少しずつ下降局面に入るだろうなんて悠長なことを考えてた今年、
まさか突然ウイルスで日本どころか世界が同時に不況に陥るなんて…。
「アフターコロナ」という言葉をよく耳にしますが、
このコロナを機にデジタル化が進み、働き方、価値観含め、
世の中が大きく変わっていくと言われています。
せいぜい10数人程度の街中の小さな不動産会社ですが、
働くスタッフと関わる人達の為にも盤石な経営基盤を作り、
このコロナ渦の中で目の前のやれることをやりながら、
長期的な目線で経営をしていきたいと思います。