2020/3/15 第84回 懇親会

お世話になります。
神戸不動産リアルティの白石です。

新型コロナウィルス感染拡大で、世の中が大変な事になっています。
感染自体は勿論そうですが、実態経済の影響が凄まじく、
飲食店やホテル宿泊施設等の観光業が大打撃です。

建築、リフォーム業界で物流に影響が出て、住宅設備、資材が入って来ず、
納期がいつになるか分からないとう緊急事態になっています。

不動産業務においては、コロナの感染問題で、
特に3月に入ってからやや問い合わせが数が減っていますが、
現段階でお客様と接している肌感覚では、売りたい人は売る、
買いたい人は買うのかなという感じです。

ただ事態が長期化すればが不動産業界も深刻となります。
経済の悪化とともに地価、不動産価格の下落、購買意欲の低下、
オフィス、テナント空室率の上昇、賃料の低下等の影響が深刻化します。

市況もそうですが、仕入れした商品(住宅用地、開発事業用地等)が売れず、
返済期限が来て、金融機関がリスケに応じず、結果資金ショート。
リーマンショック時に新興の不動産業者が続々と倒産したことは記憶に新しいところです。
 
事態収束が見えれば一時的なことで終わるかもしれませんが、
リーマンショックを超える危機となる可能性も十分にあります。

最悪のシナリオを想定し、危機への対策を考え備えることが大事だと思いますので、
この状況を見極めながらしっかりと舵をきって行きたいと思います。

さて、先日、福岡市内の不動産会社、大阪市内の不動産会社、
横浜市内の不動産会社の経営者、幹部の皆様と情報交換する機会を頂き、
弊社にお越し頂いた後、神戸三宮で懇親会を開くこととなりました。

各社の取組み施策や課題、広告、採用、教育といった戦略や方針等、
可能な限り情報交換、情報共有の時間を過ごさせて頂きました。

経営者同士悩み事の大半は共通していて、ある意味面白かったのですが、
その悩みに対しての取組みについては若干違う部分があり、
そこは経営者としての資質、マインド、思考について違う部分なのかと気付き、
自分の未熟さを感じる機会ともなりました。

自分の更なる成長と、景気動向に左右されない企業体力作り、
平時から有事に備え、危機を乗り越える万全の体制を築いていこうと思います。