皆様こんにちわ。
神戸不動産リアルティの白石です。
一気に春となりましたね。
気温も高くなり、早いところでは桜も咲き始めています。
思う存分に春を味わえるよう計画を立てたいところです。
さて、本日、国土交通省より1月1日時点での地価公示の発表がありました。
東京、名古屋、大阪の三大都市圏は住宅地、商業地ともに2年連続で上昇、
全国平均でも商業地が7年ぶりにマイナスを脱して横ばいとなり、
住宅地の下落率は5年連続で下げ幅が縮小となりました。
緩やかな景気回復に伴って、海外からの投資用不動産の需要も高まり、
都市圏の地価上昇が続く一方、地方圏の約7割の地点で地価が下がり、
住宅地、商業地ともに23年連続の下落となり、いわゆる「二極化」の状況です。
ちなみに全国のトップ上昇率地点はというと、
住宅地では原発事故の影響による移転需要で、福島県いわき市が上昇率1位。
しかも上昇率10位すべて同市が独占という内容です。
土地が圧倒的に不足していることが地価上昇の要因で、
中古住宅の価格も上がっているようです。
商業地では最近何かと話題の北陸新幹線開業の金沢駅の駅前ビルだそうで、
新幹線効果による土地取引、オフィスビル、ホテル、マンションの建設の増加、
今後もさらに開発が進んでいき、地価上昇も今後も続くと予想されています。
新幹線が金沢に春と地価上昇を連れてきた、なんて言われています。
神戸市内はどうだったかというと、北区、西区、長田区が住宅地、商業地ともに下落、
その他の地区では上昇もしくは横ばいといった内容でした。
明日の朝刊でも各地域の地価と前年比が掲載されますので、
気になる方はチェックしてみてください。
こ
ちらでも確認できます→土地総合情報ライブラリー
話は変わりますが、北陸を含む金沢そのものは、食べ物も美味しくて、
文化も素晴らしく、日本の良いところが詰まったところだそうですね。
関西からは新幹線ではなく特急列車でアクセスとなるので、
新型の新幹線には乗れないのは残念ですが、
可能であれば気候のよい時期に一度行ってみたいと思います。
以上、地価公示のお話でした。