皆様こんにちわ。
神戸不動産リアルティの白石です。
今日は「リノベーション」についてのお話です。
いつからか「リノベーション」という言葉を耳にする機会が多くなりました。
広告なんかでも「売主にてリノベーション済!」なんてよく目にします。
少なくとも10年以上前は、業者である私達もあまり使わなかった言葉なのですが、
高度経済成長時代からの新築志向が、経済情勢や価値観の変化などで、
中古市場が活発化してきたことが要因だと思います。
ところで「リノベーション」と「リフォーム」の違いってご存知ですか?
両者の明確な線引きや定義、解釈なのですが、
リノベーションは「再生」や「刷新」という意味にあたります。
例えば建物の構造自体に手を加え、耐久性を向上させる工事や、
室内をスケルトン状態にし、新たに機能性のある間取りに変更するなど、
「建物の価値や機能を高めること」がそれに該当します。(と思います)
そして「リフォーム」はあくまで「修復や修繕」という意味となります。
たまにクロスやフローリングを張り替えただけの物件に「リノベーション済み!」
なんて書いている業者さんもおられますが、明らかそれは「リフォーム」ですよね。
両者に厳密な定義はないので、結論から言うと、建築会社やリフォーム会社、
中古物件を扱う不動産業者が、それぞれの解釈で使っている言葉、となります。
さて、そんな数日前に売却のご依頼を頂いた「リノベーション」物のご紹介をさせて頂きます。
→神戸市垂水区塩屋町 中古戸建1980万円
神戸市出身の建築家「島田陽」さんがデザインしたお家で、
内装写真はどれも目を引くのですが、特に蛍光オレンジの壁はインパクトあります。
ところでこの蛍光オレンジ色、どこかで見覚えありませんか?
釣り好きな人なら何か感じるかもしれませんが、
このオレンジは「浮き」の色と一緒の色だそうです。
ざすがはデザイナー、センスが違いますね。
以上、リノベーションのお話でした。